Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

3連休

7 月の台風としては史上空前だという凄まじい台風が来襲。

天気予報を見ると関東も直撃のようなので、この 3 連休はずっとウチにこもっていようと決心。



ダラダラ過ごす言い訳ができた(笑)



14 日 土曜日

だんだんと風雨が強くなってくる。

のんびり構えてる女房の尻を叩き、 3 日分の食糧の買い出しにでかける。

スーパーの駐車場はさすがに一杯で、入り口近くで女房をおろし、オレはウロウロと空きを探す(笑)



真ん中しか空いてなかった(泣)



女房に傘を持っていかれてしまったオレはズブ濡れになりつつ店内へ(濡)

3 日分のメニューをふたりで考え、何はともあれオレはホッピーとバーボンとタバコを仕入れた。



が…



ウチに帰ってみるとだんだんと風雨はやんできちまい…

このままで終わるのか、はたまた 「嵐の前の静けさ」 か…



15 日 日曜日

相変わらず雨は降っているが、心配したほどではない。

でもまぁ食いモノも酒もタバコもたっぷりある、っつうのは当然にして安心感を与え、かつちょっとした幸せ、と言うかウレしさに似たモノを感じる。

4 年生になる下の子も同じようなコトを思ったみたいで、 「ねぇパパァ~ 雨の日にどこに行かなくてもいいっていうのは何だかウレしいネ」 と(笑)

それを聞いていた中 1 の上の子。

「そうだけどさぁ… 連休だからディズニーランドに行ってる人もたくさんいるよネ。何だかかわいそうだネ」 と。



その通りですナ。

「遊んでんだからいいんだヨ」 という意見もあるだろうが、初めて行った人とか、何か格別の事情があってスゴく楽しみにしてた人とかもたくさんいるコトだろう…

添乗に出て一番イヤ/困るのは、お客さんの中に病人/ケガ人が出るコトと、大雨の時なんだよネ。



女房は干せない洗濯物の山を目の前に溜息ついてるし、上の子は大好きな 「パイレーツオブカリビアン」 の DVD を、下の子はケラケラ笑いながらマンガを読み、オレは例によって biohazard4 をクリアした後の Round-2(笑)



小さな幸せ(笑)



16 日 月曜日

雨は降ったりやんだりで、ちょい風が強いぐらいか。

天気予報によれば台風は関東をかすめつつ、太平洋側へ抜けてしまったらしい。

ちょいと拍子抜けであったが、まぁエラいことにならんでよかった。

3 時から楽しみにしていた 「ダイハード 3」 を WOWOW で見る。



と、そこへ横揺れが…

1 分ほども続いただろうか…

電気のカサや子供たちの写真などがゆらゆらと揺れる。



「こりゃぁ かなり大きいネ…」



すかさずテレビには地震速報が。

震源は新潟らしい…



とりあえずダイハード 3 を見終わり、チャンネルを NHK に替えてみると、地震のニュース。

かなり大きい地震だったようだ…



次々とはいる被害の状況に唖然。

ふと携帯を見るとチカチカと点灯している。

見ると すも から 「地震だいじょうぶだった?」 とのメール。

心配してくれる友がいるのはありがたいコトである。



「ダイハード見てたぐらいだから大丈夫(笑)」 と返信した(笑)



それにしても新潟の地震は被害が大きい。

亡くなられた方もおられ、これ以上の被害が出ないように祈るばかりだが、またもや地震

すかさず地震速報。

どうやら余震のようだが、被災地の方々はさぞ不安なことであろうと思う。



安倍さんも選挙の応援演説から急遽被災地に飛んだらしい。

安倍総理の被災地滞在時間は 2 時間でした」 と、いかにも意味ありげなニュースが流れるが、実にイヤらしい。



「たった 2 時間しかいなかったんですヨォ~ どー思いますぅ~?」 みたいなモンなんだろうが、はっきり言ってこんな現場に総理大臣がいてもジャマになるだけではないだろうか。

まずは被災地に急行して実情を見、必要な指示を出した後は東京に戻って対策本部や自衛隊の災害出動、救援物資の調達指示など、総理大臣の立場でやるべきコトはたくさんあるワケで、別にバカキャスターにこんなコト言われる筋合いはないと思うんだけどネ。

言っときますケド、オレは自民党のシンパじゃありません(笑)



これと似たようなコトは前にもあった。

不祥事が続く社保庁が、相談コーナーを東京駅だかに作った時。

その開設を知らせるチラシを社保庁長官みずからが街頭に立って配っていたニュース。



「そんなコトしてるヒマがあるなら、もっと他にやるコトあるだろう」



との批判が多かったようだが、でも 「そんなコト」 を歴代長官はやったコトがあるんだろうか。

自らが率先して範を示したところに、オレは村瀬長官の 「漢」 を感じたワケです。

もちろん 「パフォーマンス」 という面もあるのだろうが、民間会社から請われて長官に就任し、そして常識では考えられないような不祥事というか低次元な失態の数々を目の当たりにし、ずいぶん辛い立場に立たされてしまったものである。



今までの歴代長官は知ってか知らずか、在任中に何ら措置を講ずるコトもせず、挙げ句に何千万だかの退職金をもらい、のうのうとしている。

それに比べたら村瀬長官の態度は立派だと思うわけです。



って、いつものように話が横にそれましたが(笑)



とにかくそんなんで、台風や地震の被害に遭われた方々には本当に申し訳ないが、ひたすらゴロゴロダラダラした 3 連休であり、ちょっと最近は忙しくてヘタってたオレにはまさに慈雨であった。



天災は避けようのないものだが、それを少しでも抑え、かつ発生してしまった時には如何に犠牲を減らすか、如何に速やかに救援、復旧するかは人類の叡智であるはず。

その少しでも足しになればと、会社に設置された義捐箱に貧者の一灯を入れた。