Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

ギターが我が家にやってきた





(爆)



いきなりこんなコトになってしまった(笑)

このストラトは下の子(小学校 5 年生)のクリスマスプレゼント。



半年ほど前から、いきなりギターに興味を持ちだし、楽器屋に連れて行ったりしていたのだが、女房からの購入 OK が出なかった。



理由に曰く:

1.女の子なんだからフォークギターとかクラシックギターの方が似合うわヨ。

2.エレキギターなんてやかましい。

3.下の子は根性なしだから、すぐにあきるに決まってる。



(笑)



なので、しばらく様子を見ましょう、と。

半年後のクリスマスあたりの時期に、なお 「ギターがほしい」 というコトであれば、つまりそこまで気持ちが続いているのならばプレゼントしましょう、っつうコトになった。



運命のクリスマス(笑)

オ レ: 「サンタさんにプレゼントは何をお願いするの?」

上の子: 「携帯!」

(笑)

下の子: 「ワタシはネェ~… やっぱりギターがほしい…」



思わず顔を見合わせるオレと女房。

子供たちが自分たちの部屋に引き上げてから、ふたりで話した。

「やっぱりさぁ 半年前から気持ちは変わらないみたいだから、プレゼントしてあげようヨ」

「そうネェ… 一時の気の迷いかと思ったケド(笑)、そうでもなかったみたいネ」



で、オレと女房で買い物のついでに某楽器屋で下見。

下の子は黒いボディで白のピックガードがついたストラトが気に入っているらしい。



「高! ギターって、こんなにするの!?」

楽器屋で叫ぶ女房。

それは Fender です(笑)



さすがに Fender は買えないので(オレが欲しいワ!・笑)、一番安いヤツにした。

ある程度のモノにした方がいいのかな… という気もしないでもなかったが、下の子はオレとよく似た根性無しなので(笑)、とりあえずはこれでいいか… と。



「ネェ… もう買っちゃう?」

「大丈夫だヨ、売り切れないヨ、こんなモン!」



と、もう少し後で買おうとしたのだが、それが間違いの元だった。



数日後。

オレと女房はクリスマスプレゼントを買いに。

上の子には希望通りの携帯。

まだ中学生なので、思いっきり制限つけて制約つけて、がんじがらめにしたった(笑)



次に下の子のギター。

某楽器屋へ。



売り切れていた



(爆)



同じ金額でストラトがあったのだが、黒ではなくサンバースト。

サンバーストでも渋いっちゃぁ渋いのだが、やはりこうしたモノは本人が 「欲しい!」 と思ったモノがいいのだろうし、本当に自分が気に入ったモノであれば、長続きもするのかも。



確かオレがベースを買った時も、そんなアドバイスを友人諸氏がしてくれたっけ。

しかしオレの中ではベースはすでになかったコトになっている(自爆)



メーカに在庫があれば 2 ~ 3 日で入荷します、とのことなので、とりあえずスタンドとかクロス、シールドなどを買って、ストラップやピックは下の子に気に入ったモノを別途買いにくればいいや、と。



帰りのクルマの中。

「でもさぁ… ギター本体がなくて、まわりのモノだけ、っていうのも何だかマヌケじゃない…?」

「しょーがないじゃん、売り切れなんだから」

「下の子に何ていうのヨ」

「サンタさんが一生懸命に探したんだけど、どうしてもクリスマスプレゼントには間に合わなかった。なのでとりあえず必要なモノだけをプレゼントする、だけどギターは必ず 2 ~ 3 日のうちにプレゼントする、ってサンタさんが言ってたヨ、って、こんなんはどう…?」

「そうネェ… 見えみえだけど、そんな感じかしら…」

(笑)



クリスマスイブの夜。

いつまでたっても寝ない上の子にはさっさと携帯をプレゼント。

「ありがとうぉ~!」



って、ネット接続も au のサイトしかできない、ガチガチに縛ってあるヤツだけどネ(笑)



リラックマを抱いて寝入っている下の子の枕元にプレゼントを置く。



翌日。

出社途中のオレに女房からメールが入った。



「ギターがないことにがっくりです。声もかけられない…  2 ~ 3 日中には、って話しも聞こえてないみたい」



あらまぁ…(泣)



「入荷日を楽器屋さんに、もう一度確認してもらえませんか」



と女房のメールの続き。



とりあえず購入した楽器屋に電話。

メーカとも連絡を取ってくれたのだが、やはり今日の時点ではまだ確定できないらしい。



あらまぁ…

かわいそうなコトしちゃったナ…

やっぱり、あの時に買っておけばよかった…(後悔)

先に立たず…、と(自爆)



しかし電話の向こうで楽器屋のおにいちゃん曰く。



「あのぉ~ お客様…」

「はい」

「お客様のご自宅は K 市ですよネ」

「そうです」

「実はワタシどもの別の店舗が N 市にありまして、そこに聞いてみたら同じギターの在庫がありました。そこから送ってもらってもいいのですが、その場合はやはり 2 日ほどかかります。ですので、もしお客様が N 市の店舗まで取りに行っていただけるのであれば、そっちの店舗で引き取れるように連絡しておきますが… ご自宅の K 市から N 市まではそんなに離れていませんので、それでいかがでしょう…?」



お願いします!


(爆)



何と気の利いたにいちゃんダ!

すばらしい!



その楽器屋さんは世界の 「島村楽器」 です。

このようにスバらしい対応のお店は、どんどん名前出しちゃいます(笑)



オレは別にこの日でなくてもいい、外部での打ち合わせを急遽セッティング。

そして長距離通勤者だけに許された特権をフルに活用。

つまり…



直帰



(笑)



打ち合わせもそこそこに横っ飛びで島村楽器へ。

果たして運命のギターは黒光りするボディを輝かせ、オレを待っていた(笑)



「ミッションコンプリート。今から帰ります」



と女房にメール。



「ただいまぁ~」

ちらっと下の子を見る。

やっぱり元気がない。



「パパ、あのネ… サンたろう(サンタクロースのことらしい・笑)のヤツがギターくれなかったんだヨ…」

「でもさ、サンタさんからギターが手に入ったって連絡があったから、パパ預かってきたヨ」

「まぢっすか!?」

何つー言葉遣い(笑)



「ハイ」

「おおおおお~!!」



さっそくじゃかじゃかかき鳴らす下の子。

とてもウレしそう(寿)



いやいや、よかったヨカッタ…

女房と目が合い、互いにうなづきあった。



その日の夜。

ちょっとギターをさわってみた。

ギターさわるなんて、 30 年ぶりぐらい。

部分的に覚えていたコード進行を弾いてみる。



Beatles の Twist and Shout

C/F/G のスリーコードだから(笑)



まずは島村楽器の無料体験教室に連れて行こうと思っている。

やっぱり目の前でウマい人が弾く、というのはスゴい刺激になるだろうし、そうした教室に通わせるのもモチベーション維持には効果的だろう。

いつまで続くかわからんが、本人の望み通りのモノが手に入ったワケだから、あとは本人自身の問題だよネ。

って、最近すっかり自転車にお株を奪われてしまったベースであるが、復活の日も近かったりして(笑)

って、こんな風に書くといかにもベース弾けるみたいだが、 「練習の復活」 である(自爆)



って、クリスマスのできごとがやっと今日書けたヨ…(泣笑)