「何を今さら…」 って話なのだが、でも実際に痛いのだからしょうがない。
「お尻の痛みは十人が十人とも経験する」 とは、よく言われること。
車種を問わず、自転車に乗り始めのコロは程度の差こそあれ、みんなお尻が痛くなる、と。
もちろんオレもそうだった。
クロスバイクに乗りたてのころは、やっぱり痛かったし、ロードに乗り換えてからは、あのペラペラかつ固いサドルに悲鳴を上げた。
少しずつフォームができてきて、身体も慣れてくるとお尻の痛さは自然に忘れてしまい、ロードバイクがこの上なく快適になってくる。
そして 100km を超えて、 150 を超えて、というようにロングにも出られるようになる。
もちろんオレもそうだった。
しかし。
去年の夏ぐらいからですかネェ…
100km 程度なら何でもないのだが、 120 を超えたあたりでだんだん痛みだし、 150km を超えるとんもうダメです。
その痛みというのが、
ズル剥けたようなヒリヒリ
(笑)
あ、お下劣な表現、スンマセン <(＿ ＿；>
とにかくですネ…
)*( ←のまわりがネ…
(爆)
股ズレしたみたいに、真っ赤に擦りむけちゃうんですヨ(泣)
んで、触れただけで無数の針を刺されたような激痛(辛)
んで、さらにお下劣な表現が続いて申し訳ないのだが、スリ剥けたところから何だかにじみ出ちゃってるのかな…
それがレーパンとかにぴったり張り付いて、引っ張ってハガそうとすると、また激痛…
だからフロ入るのも地獄。
まず浴室のイスに座れない。
なのでどんなに疲れていても、どんなに大腿四頭筋やらハムストがギシギシ言ってても、座らずに立って身体を洗う。
お尻にお湯なんぞかかろうモンなら
「ガアッ！」
とかって悲鳴をあげちゃう。
しかしさすがに洗わないワケにはいかず、んもう歯ぁ食い縛りつつも
「ガアッ！ ガアッ！」
と悲鳴をあげながら、そろ～りそろ～りと洗うワケです (/＿；)
一度など女房が 「どうしたの…？」 とかって見に来たもんネ(爆)
しかし、なんで急にこんなコトに…
サドルはもとのままだし、特にセッティングを替えたワケでもない。
でも痛いんだよナァ…
まぁ 120 ～ 130km 程度ならば、さほどの痛みではないし、 150km を超えるようなロングにはそんなに出かけないので、忘れないまでも意識の片隅に追いやられていたのだが…
そうも言っていられない。
で、サドルを替えてみた。
これまでは完成車についていたサンマルコのポンザパワー。
こんなヤツ
nanashi のインプレでも、ポジション一点縛りで、きちんと体幹を立てて乗られる人ならば大丈夫、みたいに書いてある。
確かにそうかも。
アリオネのように前後にズラせて、なんてのはちょっとできないよナァ… これ…
しかもどちらかと言えば固いサドルだし。
今まではこんなポンザでも全然大丈夫だったのに、いきなりお尻が痛くなり、まぁそんなら以前に師匠からいただいたロンデーヌに替えてみようかと。
このフィジーク・ロンデーヌ。
とってもソフトで、まるでおばあちゃんの座布団のようにフカフカ♪
ロングに最適っす♪
ポンザとロンデーヌでは、アンコの入り具合も違うのでその辺も加味して再調整。
これでしばらく走ってみましょう。
結果。
確かにポンザよりは距離は行けるが、やはりロンデーヌでも痛い…(泣)
いやいやいや…
こんなファーストクラスサドルでも痛くなるなら、もう乗れるサドルなんてないじゃん…(涙)
って、今までしらっとブログを書いてましたが、裏にはこんな苦労があったんですヨ(爆)
これはサドルの旅に出るのか…
今さら…？
でも、サドル自体の問題じゃないよナァ…
シャーミークリームでも塗りますか…
でもこれだと根本的な解決にはならないよネ…
(悩)
で、クロスバイクに乗り始めてから、律儀につけている走行記録。
超アバウトなオレには珍しく続いている(笑)
エクセルで集計してまつ(爆)
それをつらつらと見ていたら、何となく思い当たる節があった。
去年の 7 月。
レーパンを立て看板の端っこに引っかけてしまい、裂いてしまった。
なので、仕方なく新しいレーパンを買ったのだが。
裂いてしまったレーパンは、パールイズミの 3D ネオであり、また同じモノを買うのは芸がないが、何となく同じモノを買ってしまった(笑)
色は変えたけど(笑)
さすがにお店で試着はしなかったが(笑)、帰宅してから履いてみて 「あれ…？」 と思った。
何と言うか、パッドの厚みが違うのである。
新しい方が、ちょっとパッドが厚い感じ。
同じ商品なのに、こんなに違うコトもあるんですナァ…
パッドも少しずつマイナーチェンジをしているのかナ。
あるいは古いレーパンのパッドがヘタれてきたのか。
そんなコトを感じたのだが、そうだ、確かにそんなコトがあったゾ…
も、もしかしてレーパンが原因…？
ちょ、ちょっとドキドキしてきた(笑)
ブログの過去ログを探してみたら、新しいレーパンを買ったのは 2010 年の 7 月 16 日。
それ以降の直近で、 150km を超えたのは 8 月の彩湖と箱根の予行の時。
彩湖では 150km ちょい、箱根予行は 185km
思い出してきた YO …
彩湖からの帰り道。
真っ暗な CR を走ったのが、この日が初めてで、それでよく覚えているのだが、 CR で 「ケツ痛ぇ～」 とかって思ったんだっけ…
久しぶりのロングだったからかな… なんて思ってたよナァ…
んで、箱根の予行。
これはもうはっきりと覚えている。
夜の鎌倉街道から横浜市内を抜けるまで、んもう信号待ちの度にお尻をサドルに乗せるのがツラくて、ツラくて…
この日のご一緒させていただいた儀助師匠のサドルも、たまたま同じポンザパワーだったので、師匠に 「お尻痛くないですか…？」 って、聞いてみたっけ。
「今までは大丈夫だったのに、急にヒリヒリ痛いんですヨ…」 みたいに聞いたら
「今日はバックパックも背負ってるから、その辺もあるんじゃない…？」 とのお答え。
なるほどぉ… そうかも… とかって納得したんだっけ。
いや、これ…
何だかタイミングと因果関係がリンクしてるっぽいよネ。
もしかしてレーパンが原因だったのかな…
裂けちゃったレーパンは、女房に縫ってもらおうと思ったのだが 「こういう伸縮する素材はめっちゃムズかしい」 とかって言われて、そのままほっときっぱなし。
幸いなことにまだ捨ててない。
ぱっくり裂けちゃったレーパンを履くのはコケたみたいで恥ずかしいから(笑)、冬になってオーバーパンツを履くようになったら試してみよう…
んで、待望の冬(笑)
最低でも 120 ～ 130km を超えるコトが境目なので、これぐらいを走る時に、新旧のレーパンと 2 種類のサドルを組み合わせて、試してみよう。
結果
まとめてみた(笑)
がーん…
一目瞭然…
裂けちゃった旧レーパンを履いて、ポンザをくっつけて行ったのが、この前の筑波山なんだよネ。
160km 走ったケド、痛くも何ともなかった。
帰ってから気持ちよくフロに入れたし。
そうか…
原因はレーパンだったのか…
何かオレって、タイヤといい、レーパンといい、こんなコトが続くよナァ…
お祓いでもしようかな…(笑)
とにかく原因がはっきりわかったので、これからは旧レーパンを履くようにしよう。
オーバーパンツ履いてる間は見えないケド、だんだん裂け目が広がってきちゃうだろうから、やっぱり女房に補修してもらおう。
裏から子供の着古したスクール水着とか、そんな伸縮素材を当てれば、何とかなるでしょ… とかって言ってたし。
でも、こんなコトもあるんだナァ…
同じ製品なのに、わずかなパッドの厚みでこんなんなるなんて。
次にレーパン買う時はどうしよう…
これも一種の賭けなんですかネ(笑)
や～れやれ… ヾ(´ー`)ノ
