2021年Week 3はカロライナ・パンサーズとヒューストン・テキサンズ。
両チームとも個性の強いチームだったが、今シーズンはすっかり別モノになってしまった感が強く。
パンサーズは何といってもキャム・ニュートンのイメージが強く、彼のワンマンチームという印象があった。
そのキャム・ニュートンもペイトリオッツに移籍し、今のQBはサム・ダーノルド。
彼もニューヨーク・ジェッツ時代は散々だったよネ…
まったくいいところが見せられず、ジェッツ時代のQBレートは78.6
これは、もうNFLのQBとしては当落すれすれ、むしろ落(笑)
しかし、パンサーズに移籍してからは、Week3開始の時点で100.いくつ。
スゲェー
こんなに変わるもんか、と思えるが、まぁパンサーズはオフェンスラインが強力だから、彼もラインに寄せる安心感はあるだろうナ。
そして、待ってました! のRBクリスチャン・マキャフリー。
RBとしての能力は、その走力からレシーブ能力、そしてキレのいいカットプレイでリーグでもトップクラスじゃないだろか。
この画像からは、フットボール選手らしからぬ、割とスリムな印象を受けるが…
実はこんなんです(笑怖)
チームも好調で、ここまで開幕二連勝。
対するヒューストン・テキサンズ。
ここにはデショーン・ワトソンとディアンドレ・ホプキンスというウルトラホットラインがあったが、ワトソンはわいせつ行為と性暴力で計13件の訴訟を起こされてしまい、こっちの方でも超絶『何やってんダ!』野郎。
そして、もうひとり。
リーグ最高のディフェンシブ・エンドと言っても過言ではない、JJワット。
数々の記録を持つスーパープレイヤーだが、その分、怪我にもずいぶん泣かされた。
その彼も今年2月にテキサンズを退団、3月にカージナルスと2年だったかナ… 契約を結んだ。
身長193cm 体重135kg
こんなんが全力でブツかってくるワケだから、ラインマンも恐ろしいだろうナ…
この試合でのQBはルーキーのデイビス・ミルズ
ルーキーらしからぬ落ち着いた試合運びで、ポケットワークも上手です。
今年のテキサンズは、RBが充実してるよネ。
元セインツのマーク・イングラムとか、カージナルスに在籍していたデビッド・ジョンソン(この試合解説の村田斉潔さんによれば『一世を風靡しかけた』笑)、それからペイトリオッツでも活躍したレックス・バークヘッド。
あともうひとり、えぇ~っと… 誰だっけ?(笑)
さて、そんなんで試合開始。
両チームともにフロントラインが充実しているので、なかなかディフェンシブな展開となった。
しかし、そんな中、早くも1Qでパンサーズが先制タッチダウン。
決めたのは何とQBのサム・ダーノルド
エンドゾーン手前でマキャフリーにボールをトスするかと思いきや、左にプルしていくマキャフリーにディフェンスラインはすっかり引っ張られ(笑)、ダーノルドががら空きの右ゾーンに悠々とタッチダウン。
いや、でもこのシチュエーションでマキャフリーにボールが渡ったら、誰でもこうなるだろうネ(笑)
ゲーム序盤だっただけに、これはダーノルドとしては気持ちが上がってくるだろうナァ
ただ、言っておきたいのは、ダーノルドの前でタイトエンドのダン・アーノルドのすんごくいいブロックがあったコト。
これがなかったら、タッチダウンできたかどうかは、かなり怪しいのでは…? と思えるぐらいです。
不勉強ながら、この人のことはまったく知らなかったのだが、セインツやカージナルスで活躍してたんだネ。
って、何だかパンサーズとテキサンズの試合なのに、セインツやカージナルスの名前が同じくらい登場してる(爆)
ただ、とっても残念だったのは、2Qにマキャフリーが太ももの怪我で退場してしまったこと。
確か去年も怪我して、3ゲームぐらいしか出場できず、満を持しての2021年シーズンだったのだが…
太ももの怪我だと、数週間はかかるんじゃないかナ…
でも、これはある程度の人災とも言えるのではないか。
確かに彼は突出したプレーヤーであるが、ちょっと使われ過ぎだよネ。
RBとしては超一流、レシーバーとしても非常にいいので、頼りにするのはわかるのだが、相手のテキサンズぐらいRBを揃えろ! とは言わないが、もうちょっと選手層を厚くしてやらないと。
復活を祈ります。
結局、ゲームは24対9でパンサーズの開幕3連勝。
テキサンズは1勝2敗。
まだシーズン序盤ではあるが、パンサーズがどこまで勝ちを伸ばせるか、非常に楽しみであります。